大分市、市のお金で駅員を派遣へ
7月1日から、大分市内の4駅が無人化されました。
無人化されたのは、日豊線の高城、大在、坂ノ市、豊肥線の中判田。JR九州は2018年から大分市内の駅の無人化を検討していましたが、そのとき無人化されなかったところが無人化されたのです。また鶴崎については無人駅にはならなかったものの、駅員のいる時間が短くなりました。無人化された駅は、カメラやインターホンを使って乗客に対応しています。「スマートサポートステーション」です。
これに対して大分市は、鶴崎を含めた5駅で、構内の案内や利用者の見守りをする人を置くことにしました。大分市が500万円を負担します。予算案は大分市議会に提出され、それが可決されたら、10月末までの平日朝7~9時、駅員が配置されます。
乗客の利便性から考えれば駅員がいるに越したことはありませんが、駅員を置くのもコストがかかるので、それをJR九州に強制させることはできません。市のお金で駅員を置くというのが落としどころでしょう。理想を追求するなら、駅に市の出張所を置いて、対応できる時間を延ばすことです。
(参考:TBS NEWS DIG https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/580242?display=1)
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Comments
駅員を置くことで治安が良くなる側面もあります。
これはJRだけの問題ではなく、地域の問題でもあるので自治体が出資していろいろな形で行っても良いと思います。
Posted by: ゆめ | 2023.07.13 09:13 PM
ゆめさん、こんばんは。
* これはJRだけの問題ではなく、
駅員がいたほうが良いことは当たり前ですが、コストの問題もあるので、JRに押しつけることはできません。
市のお金で手当てするのは良いことでしょう。
Posted by: たべちゃん | 2023.07.13 10:27 PM