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近鉄、定期券WEB予約サービスで窓口での販売廃止

 鉄道の定期券は駅の窓口で買うものですが、近鉄は7月16日から、駅の窓口での購入ができなくなります。

 どうすれば良いのでしょうか? 定期券は全て、定期券自動発売機で買うことになります。窓口ではサポートをするだけで、定期券を売ってくれるわけではありません。しかも、中には単純に定期券自動発売機で操作するだけでは買えないケースもあります。それは、新規や進級時の通学定期。事前の手続きが要ります。それでは、その手続きについて説明することにします。

 まず、パソコンやスマホで必要事項を入力します(そういう環境がない場合は、窓口でタブレット端末の貸し出しを行います)。通学証明書や本人確認書類等の画像をアップロードします。その後、近鉄が証明書等の審査を行い、問題がなければ承認の通知を行います(16時までに手続きをすれば、18時までに審査を終えます)。その後駅に行き、通知メールにあるQRコードや予約番号を使って、定期券自動発売機で購入します。必要事項はすでに記入しているので、申込用紙の記入は必要ありません。また、子供用の「ICOCA」を購入するときも、本人確認書類等の画像のアップロードが必要になります。

 かなり面倒なシステムになっています(ただし、この取り組みにより、定期券を購入することができる駅が約40駅から約80駅に増えます)。養老鉄道での取り組みの結果、大きな問題はないと判断したのでしょうか? ともかく、駅に行くだけでは通学定期を買うことができないので、買いたいのなら時間に余裕を持つことが重要なようです。
(参考:近鉄ホームページ https://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/teiki/web_yoyaku/、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF218M90R20C23A6000000/)

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