陸羽西線の運休、期間が延びるか?
陸羽西線は2022年5月から2024年度までの約2年間(3年近く?)、列車の運行を完全に止めています。
なぜ列車の運行を止めているのかと言えば、トンネルを掘るため。鉄道のトンネルではありません。道路のトンネルを掘るために鉄道を止めているのです。陸羽西線に並行して国道47号のバイパスをつくっていますが、その中の高屋トンネル(329メートル)が、陸羽西線の既存のトンネルに近いところにあるため(最も間隔の狭い場所で3メートルしかありません)、鉄道を運休させて工事をしているのです。鉄道利用者は代行運転のバスに乗ります。
ところが高屋トンネルの工事において地質調査を行ったところ、地山補強の範囲が想定よりも広いことが分かりました。そのため、必要とする工事量が増え、道路の開通時期の見直しが必要となりました。当初予定していた2024年度は難しいのです。道路の開通時期は今後改めて発表されます。
なお、国交省山形河川国道事務所によれば、陸羽西線の運休期間は2024年度までと変わりないようです。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/126641、山形新聞ホームページ https://www.yamagata-np.jp/news/202306/22/kj_2023062200572.php)
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