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北海道ボールパークFビレッジ発着のバスに交通系ICカード

 春にオープンした、北海道ボールパークFビレッジ。北広島市にありますが、駅が近くにないので(新駅を設置する予定です)、当分の間はバスに頼る部分があります。

 ただバスは鉄道とは違って、決済を駅ではなくバス車内で行いますので、スムーズな決済がより必要となってきます。現金だとどうしても時間がかかってしまいます。

 そこで7月21日(一部は7月22日、7月28日)から、北海道ボールパークFビレッジを発着する4つの系統について、交通系ICカードが使えるようになりました。4つの系統とは、北広島駅、新札幌駅、野幌駅、新千歳空港とを結ぶもので、バスの運行会社は北海道バス、千歳相互観光バス、エルム観光バスの3社です。ただ、使えるのは交通系ICカードですので、「PiTaPa」は使えますが、札幌市交通局等の「SAPICA」は使えません。バス車内ではカードの販売やチャージも行いません。

 また、バス車内には北海道バスのグループ会社である大阪バスで使われている決済システムを導入しています。JR西日本テクシアが開発したもので、大阪バスで使われているものです。店で使われているハンディターミナルのシステムを使ったもので、交通系ICカードの導入コストを1/3程度に抑えることができるのです。このシステムでは運賃を事前に設定するか、あるいはその都度入力しないといけませんが、今回のバスの場合、みんな同額ですので、事前に設定しておけばいいのです。こういう事情から、利用履歴を見ると、北海道なのに大阪バスに乗車したことになっている場合もあるようです。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20230719_KO_Fvillage_shuttle_bus_IC.pdf、日経ビジネスホームページ https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00148/080700118/?n_cid=nbpnb_mled_mre)

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