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阪急から南海、JRに乗り入れるのは急行

 阪急はなにわ筋線の開業に合わせて、大阪-新大阪間に連絡線をつくります。ところでこの連絡線、どのような列車が走るのでしょうか?

 阪急が走らせるのは急行のようです。1時間に6本ほどの割合で、関空まで走らせます。大阪市内と関空の間は、南海、JR西日本どちらも走らせます。十三から関空までの間は約57分のようです。

 なぜ特急ではなく、急行を使うのでしょうか? 関空へ行く客だけでなく、阪急沿線から新大阪やなにわ筋線沿線に行きやすくするためです。そのため、予約が要らない急行を走らせることにしました。なお、追加料金を徴収するかどうかは未定です。

 なにわ筋線は南海やJR西日本に合わせて、狭軌でつくられます。阪急は新型車両をつくりますが、基本的に南海と共通の構造とします。メンテナンスは南海に委託します。しかし、阪急らしく、マルーンの塗装は維持する方針です。南大阪でもマルーンの車両を見ることができるのです。

 なお、阪急がつくろうとしている連絡線は、地下を走ります。十三は現在の駅構内の地下にできることになり、エレベータなどでスムーズに移動できるようにします。新大阪は元々乗り入れを想定して土地を持っています。阪急はその下に駅をつくります。
(参考:産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20230816-3SVKK4WLGJME7H3JQW3JF4FWYQ/、「鉄道ジャーナル」2023年11月号 鉄道ジャーナル社

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