京成、新京成を合併へ
新京成という鉄道会社があります。軍隊の演習用であった線路を使ったもので、1946年に設立されました。現在、松戸-京成津田沼間26.5キロで鉄道を運行し、グループ会社が行うのも含めて不動産、バス、小売も行っています。
この新京成ですが、2022年9月から、京成の完全子会社になっていました。そして、2025年4月1日付で吸収合併されることになりました。新京成は合併によって消滅するのです。京成としては、新京成を吸収合併することにより、経営の効率化や経営資源の活用につなげたいとしています。
京成と新京成が合併すれば、運賃はどうなるのでしょうか? どうやら現在の運賃体系を引き継ぐようで、国交省と協議中です。同じ会社になったのに、初乗り運賃が2回かかることになります(すでに京成千原線は経営破綻した鉄道を引き受けたという過去の経緯からそのような運賃体系になっていて、京成千原線とそのほかの京成線を乗り継ぐと初乗り運賃が2回かかります。もちろん、新京成にはそのような問題はありません)。
(参考:産経新聞ホームページ https://www.sankei.com/article/20231031-3P5ONB4ZTZLF5G2GST36HO526U/、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/129041)
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