中国地方のローカル線に乗る2023(1)
名古屋5:37発の始発に乗って、西を目指す。大垣で乗り換え、米原でもまた乗り換える。米原から乗った新快速は最初は空いていたが、ラッシュ時のため、各駅でどんどん乗ってくる。先頭車両に乗っていたが、能登川でほぼ席が埋まる。
大阪や神戸でラッシュは終わり、空席がある状態で姫路に到着。次の播州赤穂行きは約30分後の10:09発。これから先、お昼を食べるには短い時間しかないので、かなり早いが、ここでお昼を食べる。姫路の名物は「えきそば」。戦後すぐに立ち食いうどんを出そうとしたところ、すぐに悪くなってしまうので、日持ちをよくするためにかんすいを入れたのが始まりである。出汁は和風なのに、麺は中華麺というのが姫路の「えきそば」である。
播州赤穂行きは相生で乗り換え。223系から黄色の115系に変わったので、車両の面では一足先に中国地方になる。播州赤穂行きは4分ほど遅れて走っていたため、その接続を受けた岡山行きも4分遅れて発車。そのまま岡山まで走っていくと思ったら、上郡で動かない。上郡と三石の間で火災が起き、その確認のため列車の運行ができなくなっているのだ。10分程度で運行を再開したが、これで14分ほどの遅れとなる。列車は若干遅れを取り戻したものの、大きくは遅れを取り戻せず、岡山で予定していた11:41発の総社行きに乗ることができなかった。
駅で時刻表を見て検討したところ、幸い直後の「やくも11号」(岡山12:05発)がある。数少ない総社に停まる便だ。「秋の乗り放題パス」を使っているので特急料金のほかに運賃もかかるが、これなら総社からの予定を変えなくても済む。運賃は「ICOCA」で払えばよいので、自由席特急券だけ買って、「やくも11号」に乗る。「やくも11号」は4両編成。一番後ろの4号車だけが自由席だ。「やくも11号」は「スーパーいなば4号」からの遅れを待って3分ほど遅れて発車。自由席は一人で2席を占領できるほどの混み具合。ちょうどお昼なので、弁当を食べている人が多い。遅れるのがわかっていたなら、姫路か岡山で弁当を買ったのに。時間もちょうどよい。「やくも11号」は置き換えが迫っている381系。振り子の車両である。総社までなので振り子の性能を発揮する場面は少なかったが、おそらく最後となる381系の走りを味わうことができた。(続く)
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