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JR北海道、ボールパーク新駅計画見直し

 少し前に予告していた、新駅についてのです。

 北海道日本ハムの本拠地、北海道ボールパークFビレッジの最寄り駅は、千歳線の北広島。鉄道が近くを走っているものの駅がないので、北広島からバスに乗るか歩かないといけません。

 線路が近くにあることから、元々北海道ボールパークFビレッジの近くに駅をつくるというはありました。ところが、その駅建設費が大幅に上がったのです。北広島市から再検討の依頼を受けたJR北海道は、工事費の圧縮、工期の短縮を図った見直しを行いました。

 どのように変わったのでしょうか? 当初は上下線の間に待避線を置き、間に島式ホームを置きます。東海道新幹線の三島みたいな配線です。千歳寄りには引上げ線を設け、折り返ししやすくするものでした。これを上下線はそのままに(移設工事が不要となります)、外側に上下それぞれの待避線を置きます。ホームは上下別々に置きます。東海道新幹線の「こだま」停車駅みたいなホーム構造となります。ホームは本線から離れたところにあるので、列車が走る昼間でも工事ができます。駅の位置は約200メートル北広島側に移動させ、球場までの距離は400メートルから300メートルに短縮されます。新駅には引上げ線を設けず、次の北広島で折り返すことになります。

 これにより工事費は115~125億円から85~90億円に圧縮することができました。元の数字に戻ったのです。また工期も7年から5年に短縮することができました。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20230913_KO_Kitahirosima.pdf、朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASR9F6636R9FIIPE00M.html)

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