伊予鉄道、11月から「坊っちゃん列車」運休
伊予鉄道は11月1日にダイヤ改正を行います。
しかしこのダイヤ改正、ありがたいものではありません。電車、バスともに深刻な運転士不足のため、減便だらけのダイヤ改正となります。
まず郊外電車は、郡中線(松山市-郡中港間)が減ります。休日は概ね9時から20時の間が20分間隔、それ以降は30分間隔となります。市内電車の松山市駅線(松山市-道後温泉間)は、平日、休日ともに、概ね9時から21時の間が12分間隔となります。それ以外の時間帯は、運行本数の変更がありません。平日しか走らない(休日は全便運休)、市内電車本町線ですが、13時台で最終になります。朝から昼過ぎまでしか走りません。明治時代に走っていたものを再現した「坊っちゃん列車」については、当面の間全便運休します。
バスについては、リムジンバスや特急バスを中心に減ります。松山観光港リムジンバスは、道後温泉行きが11便から3便に減ります。松山観光港行は全便運休となります。新居浜特急線は12往復から8往復に減ります。そのうち伊予鉄が担当する便は4往復から1往復に減ります。八幡浜・三崎特急便は、一部の便で区間運休します。市内を走る路線バスも休日の電車に接続するバスを中心に減るものがあります。
(追記)
2023年11月から運休している「坊っちゃん列車」ですが、運行に必要な乗務員の確保に目途が付きつつあるため、2024年3月20日から運行を再開します。年末年始を除く休日に運行します。
(参考:伊予鉄道ホームページ https://www.iyotetsu.co.jp/topics/press/2023/1013_rbdk.pdf、https://www.iyotetsu.co.jp/topics/press/2024/0201_rbtc.pdf)
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