只見線に観光列車?
只見線は2022年の大雨の影響で長い間、一部区間が不通となっていましたが、2022年10月、11年ぶりに復活しました。本当に久しぶりに復活した鉄道に乗ろうとした人のおかげで、利用者は激増しました。JR東日本は臨時列車を走らせるなどしましたが、列車の本数が何倍も増えるということはありません。
どうしてでしょうか? 車両が足らないのです。只見線用の車両は、E120形6両しかありません。これでは、増発したくても増発できません。長期的に需要が増えるならともかく、只見線のは、「11年ぶりに復活した鉄道に乗ってみたい」という一時的な需要増ですから。列車の増結を行い、4往復目の臨時列車を休日に走らせるのが精一杯です(JR東日本も週末だけでもこの臨時列車を定期運行させる考えはあるようです)。中長期的な話ですが、2027年に新しい観光列車を走らせるという話もあります。既存車の改造になるようです。
只見線が一時的な観光需要で混雑しているのでJR東日本を非難する人もいますが、ローカル線の運賃は非常に安く、一時的に需要が増えたからと言って増発しても採算が取れません。東京から新幹線に乗って只見線に来てくれないとどうにもならないのです。民間企業のJRでできるのは大都市圏の通勤鉄道と新幹線等の高速鉄道であり、会津では磐越西線の郡山-会津若松間が精一杯でしょう。只見線みたいなローカル線は、JR(そして、大都市の通勤客や新幹線利用客)を当てにするのではなく、第三セクターで地元が責任を持って運営するのが良かったのです。
(参考:「鉄道ジャーナル」2023年9月号 鉄道ジャーナル社)
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