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昼間に保線工事をすれば、1か月分が1日で

 このところ、山陽線のような幹線でも、昼間に列車の運行を止めて保守をするケースが見られます。これまでは最終から始発までの間に保守工事を行っていたのですが、労働力不足を背景に、2020年4月から昼間にも行っています。鉄道だと過大で、バスで十分賄うことができる路線だけではなく、鉄道がその役割を果たしている、主要幹線でも昼間に保守工事を行っています。当然ながら、その間は列車の運行が止まります。

 このように列車の運行を止めて保守工事を行うだけの効果はあるのでしょうか? 明るい昼間のうちに終わるので労働環境の改善につながるとともに、工事期間の短縮も図ることができます。13日に山陽線の島田-光間のレール500メートルの交換を行いましたが、この工事、夜間にやると1か月程度かかります。しかし、昼間にするとたったの1日で終わらせることができるようです。

 列車の運休を伴うことから、事前の周知は必要ですし、バス(場所によっては並行して走る私鉄による振替輸送)の手配も必要です。ただ、そういう準備をしっかりしておけば、保守工事の期間は大幅に短縮できるのですから、新幹線や特急がそれなりに走る路線、そして大都市圏を除いては、昼間に保守をするというのは今後も積極的に進めることでしょう。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/ac37f6e5f2f0ef0d870bab7549c736ff368b6945)

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