455系のトイレ、洋式に改造
えちごトキめき鉄道の観光列車として使われている455系・413系。年明けの2024年1月9日から3月末にかけて、車両の検査のため運休します。今回は413系2両の全般検査を行います。
また、今回の全般検査に合わせて、455系について、トイレの洋式化を行います。455系がつくられた国鉄時代なら、トイレは和式が基本で、洋式はごく一部だけしかありませんでした。しかし令和の今となっては状況が変わり、洋式が普通で、和式だと使いづらい人も多いです。今後も使うのですから、当時の急行列車の雰囲気を損なわない範囲でも変更はしてはいけないということはありません。むしろ、時代に合った変更は求められるでしょう。
(追記)
今回全般検査を受けたことにより、えちごトキめき鉄道の455系・413系の寿命が延びることになりました。次の大掛かりな検査があるまで、つまり2027年度までは運行することが可能になります。
(参考:えちごトキめき鉄道ホームページ https://www.echigo-tokimeki.co.jp/information/detail?id=1988、「鉄道ジャーナル」2024年7月号 鉄道ジャーナル社)
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Comments
455系を観光急行としてこれからも活かしていくためには必要な改造だと私は思います。
往年を懐かしんで乗車される方の中には股関節や膝関節を曲げるのが困難になった方もおられるのは間違いありません(若い方には分からないかもしれませんが、そうなる方は少なくはありません)。
そういった方にも安心して利用してもらえるよう、雰囲気を残しつつ、変えるべきところは変えていくといった姿勢は今後も必要になると思います。
Posted by: つばさ | 2023.11.13 09:30 PM
つばささん、こんばんは。
* 雰囲気を残しつつ、変えるべきところは変えていくといった姿勢は
455系の雰囲気そのものに手を加えるならともかく、根本的なものが変わらない範囲であれば、改造は容認できるでしょう。
Posted by: たべちゃん | 2023.11.13 11:29 PM