廃線を使ってドローンスクール
鉄道が廃止になると、廃線跡が生まれます。廃線跡は細長く、なかなかいい活用法はありません。
このところ廃止が相次いでいるJR北海道。廃線跡が次々に生まれています。そのJR北海道ですが、協業できるアイデアを募集した結果、ひとつ事業として実現できることになりました。
それは株式会社mmガード(本社:東京都中央区)によるドローン関連事業。新冠の判官館トンネル付近約1.16キロにおいて、ドローン操縦資格取得のための訓練スクールの運営、ドローン物流の実現に向けた長距離飛行訓練場の運営、各種点検用ドローンのAIの開発を行います。廃線跡は細長いですが、その上空なら長距離飛行ができます。また近くに小高い山があり、電波を遮ることができるため、訓練に適しているようです。
この株式会社mmガードによるドローン関連事業ですが、11月中に事業を開始する予定です。2026年には物流ドローン実用化に向けた最終飛行テストを行います。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20231031_KO_openinnovation.pdf)
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