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2024年3月ダイヤ改正発表(3)(JR東日本首都圏以外)

 JR東日本の新幹線で、北陸新幹線を除いたところで一番の大きな話題は、山形新幹線へのE8系の投入。ダイヤ改正当初は3往復のみがE8系です(このうち1.5往復は車両運用の都合により、急遽E3系で運行する場合があります)。宇都宮-福島間では時速300キロ運転を行い、最速のものは東京-山形間を2時間22分、東京-新庄間を3時間7分で結びます。それぞれ従来より4分短縮されます。なお、東京-福島間で「つばさ」と併結する「やまびこ」は、E2系からE5系になります。

 上越新幹線では、設備のリニューアルや地震対策工事を行うため、下りの最終列車の繰り上げを行います。新潟行きの最終が東京21:40発から21:20発に、高崎への最終が東京23:00発から22:40発になります。ただ全般的に見れば、明るい話題のほうが多いです。このところの需要の回復傾向に合わせて、臨時列車にしていたものが定期列車に戻ります。「やまびこ」から「はやぶさ」に変更になるものもあります。盛岡から東京まで各駅停車になる「やまびこ」も「はやぶさ」になり、速達化されます。

 秋田と青森を結ぶ「つがる」のうち1往復について、停車駅を減らすことによって速達化します。名前も変わり、「スーパーつがる」と言います。「スーパーつがる」の途中停車駅は、東能代、鷹ノ巣、大館、大鰐温泉、弘前、新青森です。篠ノ井線の臨時特急、「信州1号」は塩尻6:58発、長野8:09着という通勤、通学に便利な時間帯に変更されます。田沢にも停車しますが、篠ノ井は通過します。これに伴い、塩尻6:57発長野行きの臨時快速の運転を取りやめます。

 普通列車に関して言えば、奥羽線福島-米沢間で普通列車の本数は変わらないものの、行先や運転間隔の変更を行います。夕方以降の福島発を見る限り、庭坂まではほぼ1時間間隔です。磐越西線野沢-津川間、只見線只見-小出間においてワンマン運転を始めます。木曜日と土曜日の上り始発で行われていた、水郡線の一部区間運休とバス代行運転は終了します。常磐線ではいわき-原ノ町間でワンマン運転を行います。E531系5両編成のものがワンマン運転の対象となり、全ての普通列車がワンマン運転となります。

 越後線内野-新潟間の日中のパターンダイヤを徹底させ、完全な20分間隔にします。弥彦線東三条-弥彦間及び磐越西線新津-五泉間のワンマン運転では、無人駅でも全ての扉から乗り降り可能にします。篠ノ井線塩尻-松本間では朝の通勤通学時間帯や日中の運転間隔が開いている時間帯に列車を増発します。小海線中込-小諸間では日中、1時間間隔のパターンダイヤになり、この区間ではワンマン列車も含めてすべての扉で乗り降りできます。中央線辰野-塩尻間では日中の運転本数を見直します。日中は基本的に3時間間隔です。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2023/timetable/)

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