2024年3月ダイヤ改正発表(7)(JR四国、JR貨物)
JR四国ではパターンダイヤ化を推し進めます。今回のダイヤ改正でパターンダイヤを導入するのは、土讃線高知-伊野間と高徳線高松-引田間。土讃線はほぼ1時間に1本になります(2本ある時間帯もあります)。このパターンダイヤの時間帯に走る「あしずり5号」と「あしずり10号」については、旭、朝倉にも停車します。高徳線もほぼ1時間に1本となります(2本ある時間帯もあります)。このパターンダイヤの維持のためでしょうか、日中の「うずしお」の停車駅を概ね統一します。一部を除いて栗林、屋島、志度、三本松、引田、板野、池谷のみに停車します。このため、讃岐津田や勝瑞に停車する列車が減ることになります。徳島線でもパターンダイヤをさらに深化させます。
徳島付近については、タクトダイヤを導入します。鉄道はどうしても途中駅での乗り換えが発生しますが、複数の線区をパターンダイヤ化することによって、ほかの線に乗り換えする場合でもそんなに待つことなく乗り換えすることができるのです。各地から列車がやって来て、乗り換えをしてから再び各地に向けて発車していく。これを繰り返すことになります。このほか、「南風」の指定席を増やし、南小松島、伊予市など11駅を無人化します。2024年3月16日から無人になります。
JR貨物では、東京-大阪間の貨物輸送の速達化を行います。輸送力の増強が図られる区間があります。これに伴い、EF210を8両、EF510を7両を新製します。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2023%2012%2015%2003.pdf、JR貨物ホームページ https://www.jrfreight.co.jp/info/2023/files/20231215_01.pdf)
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