JR北海道、721系を置き換えへ
2024年春のダイヤ改正で札幌と新千歳空港を結ぶ快速、「エアポート」が増発されます。ところで、「エアポート」用の車両はどうやって調達するのでしょうか?
短期的には「エアポート」に使われていないものを使って対応するのでしょう。721系から733系への置き換え完了時期を遅らせるという手段もあります。ただ、721系は分割民営化されてすぐに登場した車両のため、製造後30年以上経過したものがあります。置き換え完了時期が少々遅くなったともしても、最終的には置き換えは行わないといけません。
元々、「エアポート」置き換え用として、6両編成の新車42両を投入する予定でしたが、このたび、新たに75両を投入する計画を立てました。内訳は、6両編成が36両、3両編成が39両です。合計すると100両以上が投入されることになります。なお、今回投入されるのが733系になるのか、それとも新しい形式になるかは未定ですが、転換クロスシートの車両が消えることは確実でしょう。
話は変わりまして、利用者の極めて少ない駅の廃止について。2024年3月も、廃止される駅があります。廃止されるのは、石勝線の滝ノ上、宗谷線の初野と恩根内、函館線の中ノ沢、石北線の愛山です。恩根内を除いては、元々2024年春に廃止される予定でした。さらに言えば、今後廃止される予定の駅は約40もあります。今後もどんどんそのような駅の廃止を進めていくことになります。
(参考:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/129820、TBS NEWS DIG https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/888721)
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