伊予鉄、郊外電車に新車
伊予鉄道には路面電車のほか、松山の郊外に延びる郊外電車があります。伊予鉄道はその郊外電車に、新車を投入することにしました。
その新車とは、7000系。どこかの大手の中古ではなく、近畿車輛製造の新車です。伊予鉄道は元京王の車両が主力で、自社発注車の610系も機器類は京王のものを流用しています。完全なる新車は67年ぶりです。2025年に3両編成2本を投入し、その後も2編成ずつ、2027年までの3年間で6編成18両を投入します。製造費用は18両で約39億円です。なお、環境省の国庫補助金を活用する予定です。
7000系は、置き換え対象となる元京王の700系と同じく1両18メートルの車両で、ステンレス製です。VVVF制御、回生ブレーキなどで環境性能を向上させ、700系に比べて使用電力を約半分に減らしています。バリアフリーに対応し、行先などは英語表記を備え、英語の車内アナウンスもあります。全扉上部にデジタルサイネージを導入し、中吊り広告はなくします。
(参考:伊予鉄道ホームページ https://www.iyotetsu.co.jp/topics/press/2023/1114_rk7k.pdf、@niftyニュース https://news.nifty.com/article/item/neta/12203-2654658/)
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