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2024年3月ダイヤ改正発表(2)(JR北海道)

 JR北海道については以前の記事で触れましたので、今回明らかになった部分を中心に書きたいと思います。

 日中の「エアポート」は毎時6本運転となります。特別快速、快速、区間快速の3種類がありますが、途中で抜かれることなく、先着します。札幌での間隔は不均等ですが、新千歳空港では出発、到着ともに約10分間隔で、常にホームに「エアポート」が停まっている状態にします。「エアポート」の中には区間快速となるものがありますが、それにも全区間で「uシート」はあります。

 新千歳空港19時台の「エアポート」1本を特別快速にし、現行の最終「エアポート」(新千歳空港22:53発)の後に特別快速を設定します。新千歳空港23:21発で、札幌には23:54に着きます。

 「エアポート」については日中、特別快速、快速それぞれ1本が小樽まで走りますが、日中の快速は手稲-小樽間において、各駅に停まります。札幌から手稲、小樽方面の普通列車が毎時5本から4本に減ります。そのうち、小樽まで行く普通列車は毎時1本です。1日1往復だけある快速「ニセコライナー」も手稲-小樽間は各駅に停まります。岩見沢方面も普通列車の本数が減ります。日中の普通列車は毎時4本から3本に減ります。岩見沢まで行くのは毎時2本のままで、江別行きが減ります。

 737系は函館線岩見沢-旭川間にも投入されます。721系やディーゼルカーを、一部を除いて737系やH100形に置き換えます。夕方の滝川-深川・旭川で上下各1本ずつ増発されますが、日中は逆に廃止される列車があります。

 H100形は石北線上川-網走間と釧網線にも入ります。これまで走っていたキハ40やキハ54を置き換えます。特別快速「きたみ」も例外でなく、H100形になりますが、「きたみ」は1両から2両になります。釧網線は釧路発網走行きの「しれとこ摩周」は、車窓を楽しむことができる区間で減速運転を行います。しかし、利用者が少ない早朝や夜間については、一部の列車の運行を取りやめます。

 4月1日で東鹿越-新得間が廃止になる根室線については、今回のダイヤ改正で滝川-東鹿越間の列車を全て富良野乗り換えとします。利用者が増えると見込まれる富良野-東鹿越間は日中に1往復増発します。滝川-東鹿越間には「狩勝」など3本の快速がありますが、全て普通列車にします。滝川-富良野間については日中に増発を行う一方、夜間の一部列車の見直しを行います。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20231215_KO_kaisei.pdf)

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