2024年3月ダイヤ改正発表(5)(JR東海、山陽新幹線)
早朝・深夜に臨時「のぞみ」を増発します。特に新大阪発の上りは、21:30発の臨時「のぞみ488号」を設定します。現在の最終は博多18:59発(新大阪21:24発)の「のぞみ64号」ですから、運転される日は6分遅く新大阪にいることができます。ちなみに、「のぞみ64号」の博多発は1分遅くなり、19:00発となります。この時間でも東京にその日のうちに戻ってくることができるのです。
また、3月のダイヤ改正で設定された、新横浜始発の「のぞみ497号」。連休初日や繁忙期には「のぞみ97号」と名前を変え、博多まで行くことになりました。山陽新幹線沿線にも、この列車が先着することになりました。また、最終の岡山行き「のぞみ93号」は東京発の時刻を6分繰り下げ20:39発とし、西明石に停まる「のぞみ」を岡山行き最終の「のぞみ93号」から姫路行きの「のぞみ95号」に変更します。
静岡方面では、以前にも記事にした通り、東京21:30発の「ひかり」の繰り上げを行います。新しい東京発の時刻は21:06発となります。東京18:33発の「ひかり657号」は静岡、東京19:30発の「ひかり661号」は浜松、東京20:12発の「ひかり663号」は豊橋に追加停車します。静岡6:38発の「こだま」を三島始発にし、三島や新富士の下り始発時刻を約40分繰り上げます。この「こだま765号」は静岡で「ひかり」に乗り換えることができ、新大阪への到着時間が1時間14分も速くなります。静岡6:07発の始発「こだま」も5分繰り上がり、名古屋で「のぞみ」に接続させます。
在来線で大きく変わるのは、中央線。名古屋-中津川間は315系に統一され、最高速度が時速110キロから130キロに引き上げられます。朝夕でも名古屋-中津川間で約3分所要時間を短縮します。日中の名古屋-瑞浪・中津川間の快速は新守山、神領にも停車し、区間快速となります。通過するのは、極端に利用者が少ない定光寺と古虎渓だけです。これまで名古屋-高蔵寺間の普通は毎時3本ありましたが、毎時1本に減ります。名古屋-多治見間の普通は毎時2本のままなので、名古屋-高蔵寺間は区間快速と普通が合わせて1時間に6本。ほぼ10分間隔で走ります。315系化により日中も8両編成に統一されたので、これまでの本数では輸送力が過剰になるからでしょうか?
日中の本数の削減は飯田線や身延線でも行われます。飯田線では豊橋-豊川間の普通列車を1時間当たり1~2本減らします。豊橋-豊川間も30分間隔になる時間帯が出てきます。このように本数が減る時間帯では、普通列車は全て船町と下地に停まります。身延線では富士-西富士宮間の列車を削減します。1時間に2本の時間帯が増えます。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043113.pdf)
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