ひたちなか海浜鉄道は2段階で延伸か?
ひたちなか海浜鉄道には延伸計画があります。現在の終点の阿字ヶ浦から3.1キロを延伸する計画で2021年1月に国から許可を受けましたが、新型コロナウイルスで需要が低迷し、物価高騰により建設費が当初計画の78億円から100億円以上に増加したため、ひたちなか海浜鉄道は2年続けて国に対して工事許可申請の延期をしています。このままでは先に進むことができないので、ひたちなか海浜鉄道は計画の見直しを行ってきました。
延伸工事は2段階に分けることにしました。まず、海浜公園の南口付近に新駅をつくり、そこまでの1.4キロの区間を先行して開業します。茨城県は新たに工業団地の開発を行い、すでに進出する企業も決まっています。国営ひたちなか海浜公園を訪れる観光客のほかに通勤客にも使ってもらうことを考えています。その後、大型商業施設がある海浜公園西口付近までの1.7キロを整備します。
ひたちなか海浜鉄道は2023年度中に国に対して工事の許可を求める申請を行い、着工から5年後の開業を目指します。
(参考:NHKホームページ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231204/k10014277601000.html、茨城新聞ホームページ https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=17016987459084)
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