名鉄、名古屋市営地下鉄鶴舞線との直通を減少
以前に書いた記事からも想定されることでしたが、名鉄も3月16日にダイヤ改正を行います。
平日の中部空港方面には、金山始発の急行(金山7:12発)がありますが、これを弥富始発にします(名鉄名古屋までは普通)。名鉄名古屋は7:07発です。これにより、6~20時台まで、名鉄名古屋から中部国際空港への列車が毎時6本運転されることになります(普通を除きます)。反対の名鉄名古屋方面は、平日、休日ともに中部国際空港23:05発の快速急行を増発します。また、中部国際空港の最終は23:31発の特急ですが、これに乗っても東岡崎方面には行くことができません。そこで、東岡崎行きの特急を5分遅らせ、神宮前で乗り換えができるようにしました。
朝や夕方には、一部の列車で増結を行います。目立つのは休日の夕方で、豊橋と名鉄岐阜とを結ぶ快速特急、特急のうち14本について、6両編成から8両編成にします。
縮小されるのは、名古屋市交通局との直通運転。利用状況を反映したものです。小牧線と地下鉄上飯田線との直通列車は、平日の7~8時台が毎時8本から毎時7本に、9時台が毎時6本から毎時4本に減ります。休日の17~19時台も毎時6本から毎時4本に減ります。かなり減るのは、犬山線と地下鉄鶴舞線。平日は10~16時台は岩倉発着が毎時1本ありましたが、これがなくなります。17~20時台は柏森発着が毎時2本ありましたが、これが岩倉発着に短縮されます。21時台以降は柏森発着が毎時2本ありましたが、一部を除きこれがなくなります。つまり、犬山線への直通が上下合わせて27本減り、上下合わせて16本の運転区間が短縮されます。休日は10時台以降は岩倉発着が毎時2本ありましたが、一部を除きこれがなくなります。つまり、犬山線への直通が上下合わせて48本減ります。今のところ鶴舞線にはホームドアはありませんが、整備計画はあります。名鉄も将来にはホームドアを整備するかもしれません。そのときに問題になるのが、扉の数などの違い。名鉄は基本的には3扉ですが、地下鉄鶴舞線は4扉です。地下鉄鶴舞線用の車両が犬山線に乗り入れると、ホームドアを整備する際にネックになります。将来的には、犬山線と地下鉄鶴舞線の直通がなくなるかもしれません。
このほか、広見線犬山-新可児間では、終日、ワンマン運転を行います。「ミュースカイ」以外の全てがワンマン運転の対象となります。平日朝の一部列車を除き、犬山-新可児間の折り返し運転となります。河和線の上ゲは普通のみ停まる駅ですが、快速急行の停車駅に出世します。住吉町以南は全て快速急行の停車駅になりますので、これまで行ってきた知多半田での種別変更がなくなります。
(参考:名鉄ホームページ https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2023/__icsFiles/afieldfile/2024/01/15/24-01-15daiyakaisei(3.16).pdf)
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