松任工場、2023年9月に閉鎖していた
鉄道の車両は決められた期間等に従って、検査を行わないといけません。JR西日本の場合、松任にそのような検査ができる工場がありました。金沢総合車両所松任本所と言います。国鉄時代の名称の松任工場のほうがわかりやすいので、この記事では松任工場と言います。
ところが、北陸新幹線の開業によって、北陸に残るJR西日本の在来線は、いくつかの支線程度になってしまいます。そうなると、大掛かりな工場を維持するのはコストの増大を招きます。そこでJR西日本は2023年9月に松任工場を閉鎖しました。とは言っても、北陸には若干の路線が残ります。その車両の検査はどこで行うのでしょうか? 特急用車両は網干総合車両所で行います。普通列車用の車両もほかのところで検査を行います。
実は、この松任工場に検査を委託している鉄道会社があります。北陸新幹線の開業に伴い、JRから分離されたIRいしかわ鉄道と、あいの風とやま鉄道です。こちらについても引き続きJR西日本に委託されるので、検査はほかのところで行われるようです。
(参考:「鉄道ジャーナル」2023年11月号 鉄道ジャーナル社)
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