福岡市交通局にボックスシート?
福岡市交通局は、地下鉄空港線、箱崎線に新型車両を導入します。4000系と言い、18編成(108両)導入します。最初の編成はこの4~5月に車両基地に搬入され、秋ごろに運用を開始します。
外観は空港線、箱崎線でこれまで使われてきたブルーのラインを継承しています。プレスリリースを見る限りでは、車両は角張っているようにも見えます。
今回導入される4000系で目立つのは、福岡空港寄り先頭車の6号車にあるフリースペース。子供連れやベビーカー、車椅子を利用している人、キャリーバッグ等の大きな荷物を持っている人でも快適に使うことができるように、配慮されています。中には、扉付近に1人掛けシートを2つ置き、その間にベビーカーや車椅子を置くことができるスペースを設けたところがあります。その場所の窓は大きくなっていて、平均身長85センチ程度の2歳の子でも立って景色を見ることができるようになっています。また、扉付近に2つある1人掛けシートは前向きにも横向きにも座ることができます。前向きに座ると、子供や車椅子の人と一緒に景色を見ることができます。
4000系の総事業費は約210億円、2027年度までの4年間で、現行車両からの切替を行います。
(参考:福岡市交通局ホームページ https://subway.city.fukuoka.lg.jp/subway_webapp/files/uploads/地下鉄空港線・箱崎線%20新しい車両が決定しました!!.pdf、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20231201-OYTNT50080/)
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