南海と泉北、経営統合
泉北が南海の子会社になったのは2014年7月のことですから、10年前のことになります。そして、その南海と泉北との関係が、新しいステージに移ります。両社が合併して(合併により南海が存続、泉北が消滅します)、ひとつの会社になります。両社が経営統合に関して最終合意した後(もっとも、泉北は完全子会社なので、南海の方針に反対することはまずありません)、2025年度早期に経営統合を行う予定です。
経営統合すれば、どうなるのでしょうか? まず、運賃はすでに大幅な割引がありますから、経営統合しても運賃は下がりません。難波-泉ケ丘間の場合、490円のままです。これに対して、定期券は通勤、通学ともに下がります。通勤定期(1か月)は23980円から18770円に、通学定期(1か月)は9670円から6060円に下がります。南海と同じ賃率になるのです。
(参考:南海ホームページ https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/231220.pdf)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 12年後のJR発足50周年をどう迎えるか?(2)(2025.05.25)
「南海・泉北」カテゴリの記事
- 南海の新たな観光列車は食事もできる(2025.05.16)
- 「サザン」も復元塗装に(2025.05.13)
- 「3・3・SUNフリーきっぷ」で南海へ(2025.04.22)
- 「サザン」の新車は2027年度末に(2025.05.01)
- 「3・3・SUNフリーきっぷ」がデジタルに(2025.04.01)
Comments