ホーバークラフトの復活は2024年秋に
大分と大分空港とを結ぶホーバークラフト。2023年度中に復活させる予定でしたが、遅れることになりました。半年ほど遅れて、2024年の運航開始を目指します。
なぜ遅くなったのかと言えば、操縦士の訓練に時間がかかるため。運航事業者の大分第一ホーバードライブには16人の操縦士がいますが、1人当たり140時間の海上運航訓練が必要となるようです。また、空港側ではS字カーブを曲がる必要があり、そういった陸上走行訓練にも2か月ほどかかるようです。このような訓練が全て完了するのが2024年夏以降となるため、運航開始を遅らせることとしたのです。しかも、2023年11月には操船訓練中にガードレールに衝突する事故が起きたため、そういう意味でも運航開始を遅らせることにしたのです。
なお、操縦士や整備士の訓練が順調に進み、安全運航に問題がないと判断できる場合には、便数を減らすなどの方法で予定より早く運航することも考えているようです。また、空港に行かず、大分を回るだけの周遊便を運航する計画もあるようです。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC261PK0W3A221C2000000/)
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