JR東海の在来線特急に「e5489」
JR東海のインターネット予約は新幹線については充実していますが、「エクスプレス予約」は新幹線に特化しているため(逆にそのために操作方法がシンプルになり、使いやすくなるというメリットがあります。他社のネット予約も全路線、全駅に対応するという発想を捨てないといけません)、在来線では使えません。
しかし、JR東海の列車なのに、JR西日本のネット予約サービス、「e5489」を使うとお得になるものができます。フリー切符の類はすでにありますが、早特商品は初めてです。その早特商品の名前は、「在来線特急指定席早特7」、乗車日7日前までの予約で、在来線特急の普通車指定席に乗ることができます。「EXサービス」で新幹線の切符とセットに買う商品であり、2月16日から発売を開始し、3月16日から通年で利用することができます。廃止される乗継割引をカバーするための商品です。主な設定区間と値段は、名古屋-木曽福島間が3820円、名古屋-高山間が5210円、名古屋-新宮間が6500円、豊橋-飯田間が4150円です。新幹線とセットにする必要なく、乗車日の1日前までに購入すればよいタイプもあり(「在来線特急指定席早特1」) 、こちらは名古屋-高山間が5610円です。「EXサービス」にログインしてから「e5489」に入ります。ただし、「在来線特急指定席早特1」はゴールデンウィーク、お盆、年末年始には使えません。
「e5489」を使った早特商品には、「ふじかわ早特きっぷ」というものもあります。こちらも「EXサービス」にログインしてから「e5489」に入ります。 乗車日の1日前までに購入すればよく、2月16日から発売を開始し、3月16日からゴールデンウィーク、お盆、年末年始を除いて利用することができます。普通車自由席に乗ることができます。ただこちらは「e5489」だけでなく駅でも発売しています(静岡-甲府間は駅のみ)。主な設定区間と値段は、静岡-身延間は2310円、静岡-甲府間は3470円です。
もちろん、こういうことを行うのは駅で売っていた紙の回数券などが廃止されるからであります。米原まで在来線で行って、そこから新幹線で京都や新大阪に行く「シャトルきっぷ」も3月15日で廃止されます。
(参考:JR東海ホームページ https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043145.pdf)
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