北陸新幹線の割引切符
北陸新幹線の正規の料金はすでに発表されていますが、それよりも重要なのは、割引切符の値段。その割引切符の値段について、JR西日本から発表がありました。
まず首都圏との間では、「新幹線eチケットサービス」の区間拡大を行います。敦賀まで拡大します。切符を受け取らずに、登録した交通系ICカードで福井や敦賀まで行くことができるのです。値段はどうかと言えば、正規料金が15810円の東京-福井間で、利用日前日まで購入可の「eチケット早特1」(席数限定)が14040円、14日前まで購入可の「eチケット早特14」(席数限定)が10920円です。
近畿圏との間では、「WEB早特7」等があります。正規料金が9410円の大阪(市内)-金沢間で、利用日7日前まで購入可の「WEB早特7」(席数限定)が8460円、14日前まで購入可の「WEB早特14」(席数限定)が7980円です。この「WEB早特7」は中京圏との間にもあり、正規料金が9850円(東海道新幹線自由席利用)の名古屋(市内)-金沢間が8170円になります。名古屋-米原間は東海道新幹線自由席も利用可能です。また、近畿圏との間には、在来線部分の運賃だけをチャージしたICカードで払い、「サンダーバード」の特急券と新幹線の運賃、特急料金を支払う「北陸乗継チケットレス」というものもあります。ICカードを使う分を含めて、大阪-金沢間は9170円です。「J-WESTカード」会員なら8500円です。
「EXサービス」を活用したものもあります。「EXサービス」で東海道新幹線を利用し(米原発着であることが条件で、名古屋だけでなく東京からでも使えます)、米原で「しらさぎ」に乗り換える人を対象に、「しらさぎ」と北陸新幹線をセットにした「EXサービス限定乗継きっぷ」を発売します。例えば米原-金沢間は4640円で、「スマートEX」の名古屋-米原間3430円と合わせると、名古屋-金沢間は8070円になります。
このほか、フリー切符についても見直しがあり、名古屋から「ひだ」や「しらさぎ」を使って北陸を周遊する「北陸観光フリー切符」の値段も変わります。名古屋市内からは17220円です。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240123_00_press_hokurikukippu_1.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240123_00_press_otoku.pdf)
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