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廃止直前の根室線富良野-新得間のダイヤ

 根室線富良野-新得間は4月1日に廃止されます。と言うことは、最終運行日は前日の3月31日です。富良野-新得間のうち東鹿越-新得間については2016年の台風で大きな被害を受け、その後はバスで代行輸送を行ってきましたが、鉄路に戻ることなく廃止されるということになります。かつては道央と道東を結ぶ幹線で、特急も走っていましたが、石勝線の開業により幹線の座から転落し、最後は災害が引き金となって廃止されることになったのです。

 さて、JR北海道のダイヤ改正は3月16日にあります。その後、最終運行日の3月31日までのダイヤはどうなるのでしょうか? その16日間の富良野-新得間のダイヤについて、JR北海道から発表がありました。

 3月16日から31日までの間、富良野-新得間は1日5.5往復になります。廃止直前で乗る人が見えるという見込みから、日中に1往復増やすのです。富良野から新得へは1日5本(富良野7:18発、11:05発、14:38発、16:51発、19:09発)、落合、新得方面から富良野へは1日6本(新得8:03発、10:45発、14:12発、16:21発、18:37発と落合始発6:02発)です。富良野-東鹿越間の列車はこの区間だけの折り返し運転ですが、3月31日の最終の富良野行きだけは滝川まで直通運転します。

 3月30日と31日には札幌からの臨時特急も走ります。札幌-富良野間の特急「ふらの」です。札幌10:20発富良野12:22着、富良野19:20発札幌21:19着で、途中滝川のみに停まります。261系5000代の「はまなす編成」を使い、全車普通車指定席です(1号車は「はまなすラウンジ」)。また、滝川-富良野間の列車は4月1日以降もダイヤの変更なしで走ります。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240202_KO_nemurosen_daiya.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/129970)

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