「北海道&東日本パス」、オプション券は発売せず
JR東日本とJR北海道は、JR東日本、JR北海道、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行の普通列車が連続する7日間乗り放題となる、「北海道&東日本パス」を発売しています。発売期間は2月20日から4月16日まで、利用期間は3月1日から4月22日までで、「青春18きっぷ」同様、春の分しか発表されていません。値段は大人11330円、子供5660円です。
この「北海道&東日本パス」ですが、基本的には普通列車しか乗ることができません。しかし、奥羽線新青森-青森間、石勝線新夕張-新得間、室蘭線東室蘭-室蘭間は、特例として追加料金なしで特急に乗ることができます。奥羽線は特急の普通車自由席のほか、全車指定席の快速、普通列車の空席に座ることができます。石勝線は特急の普通車自由席に座ることができます(3月16日からは特急の普通車指定席の空席)。室蘭線は3月16日から、特急の普通車指定席の空席に座ることができます。また、北海道新幹線新青森-新函館北斗間については、別に特定特急券を買えば、空いている席を使うことができます。代行バスを含めて何回も乗り換えが要る「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」よりはるかに使いやすいです。
なお、これまであった、「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」の設定はありません。大人6000円、子供3000円と値は張るものの、北海道の特急が1日乗り放題となるすごいものでした。札幌近郊を除いて普通列車が少ない北海道ではありがたい切符だったのですが、今回は発売されないのです。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240219_KO_hokuto-spring.pdf)
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