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JR四国の新型車両はハイブリッド

 JR四国の老朽化した普通列車用ディーゼルカーの置き換えについては以前にも記事にしましたが、その続報です。

 新型車両はハイブリッドになります。エンジンで発電した電力とブレーキ時等に蓄電池に貯めた電力を組み合わせて、モーターで走ります。駅に停まるときにはアイドリングストップをするので燃費が向上し、二酸化炭素の排出量を減らします。二酸化炭素は10%減り、燃費は20%向上します。電車と同じシステムと機器なので、メンテナンス時の作業やコストの低減が図られます。

 量産先行車は2025年12月に4両(2編成)が完成します。車体はステンレスでできていますが、下半分はJR四国のコーポレートカラーのライトブルーで塗られています。ライトブルーの上はゴールドの細いラインが巻かれています。2両固定編成なので運転台は2両で2か所、トイレは1か所で済みます。その分客席スペースが増え、定員は2両で300人弱となり、従来の車両から50人程度増えます。3扉車で、車内はセミクロスシート、最高速度は時速100キロです。

 量産先行車は性能確認試験を行った後、営業運転を行います。徳島地区で2026年度から営業運転を行う予定です。量産車は2027年度から順次導入を予定しています。58~70両を導入する予定で、キハ40、キハ47のほか、キハ32、キハ54も置き換えます。1976年から1989年に製造された86両と置き換える予定です。予土線のように1両で走っているところでも、2両編成で走ります。
(参考:JR四国ホームページ https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2024%2002%2014%2003.pdf、朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASS2G6WS5S2GPTLC017.html、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC13CUA0T10C24A2000000/)

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Comments

JR各社ともハイブリット車の導入増えていますね。
一方3セク等は新車でも純粋なディーゼル車が多い感じがします。
各々整備面、費用面等を考えてのことなんでしょうね。
一長一短ありそうな気がします。

Posted by: 千鶴 | 2024.03.23 07:55 PM

 千鶴さん、こんばんは。

* 一長一短ありそうな気がします。

 まだハイブリッドが発達中の技術で、確立されたものではないでしょう。

 ハイブリッドを導入するのは、技術力があり、場合によっては海外からも注目されるJRならではの話かもしれません。

Posted by: たべちゃん | 2024.03.23 09:07 PM

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