琴電、65年ぶりに新車導入へ
琴電が新車を導入するという話は以前にも書きましたが、どうやらその通りになるようです。
新車はどこかの大手鉄道会社のお古ではなく、本当の意味での新車。琴電では1960年以来の新車になります。琴電では動態保存用の車両など4両を除いた80両全てが大手私鉄などのお古です。京急、京王、名古屋市交通局からの車両です。香川県は新年度当初予算案で、新車の設計費の一部として9000万円を計上しています。設計費全体の費用は2億円で、そのうち9割が国、延伸自治体からの分を含めた補助金です。
琴電の新車は2025年度以降に導入の予定です。古い車両から置き換える予定ですが、導入する車両数や時期については未定です。琴電については古い車両が多く、9割に当たる72両が製造後50年以上を経過しています。一番古いのは1957年製で、67年を経過しています。古い車両なので車両故障による遅延も頻発していて、2023年度までの5年間で15回もあります。本当なら大手私鉄から状態の良い中古車両を導入したいところですが、ちょうどいいものがなく、新車を導入することにしたのです。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASS296QKBS29PTLC019.html)
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