弘前市議会で大鰐線の廃止を求める声
弘南鉄道は4年余りで2度の脱線事故があり、レールの摩耗見落としによる長期運休もありました。3度の改善指示を受けています。
このように弘南鉄道がいろいろ問題を起こしているのは、人が少ないのも原因のひとつです。本当は92人欲しいのですが、24人不足しています。2割以上足らないのです。弘南鉄道は民間の会社ではありますが、地域の公共交通を担っている以上、地元からの支援が欠かせません。人はともかく(JR東日本秋田支社から、保線分野の技術支援を受けます)、財政面からの支援はできます。ところが、この地域の中心都市、弘前市の市議会では、弘南鉄道のうち大鰐線(大鰐-中央弘前間)を廃止して、弘南線(弘前-黒石間)のみに専念すべき、という声が上がっているようです。
大鰐線の廃止問題は以前からあります。かつてから弘南線より大鰐線のほうが厳しい状況なのですが、今のところは何とか乗り越えています。しかし、肝心の地元から厳しい話が出た今回はどうなのでしょうか?
(参考:東奥日報ホームページ https://nordot.app/1135779082260218424?c=648454265403114593、Web東奥 https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1738169、JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2023/akita/20240322_a01.pdf)
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