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岡山県内の12市町村で過半数が登校時に鉄道を使う

 登校時に鉄道を使うのはどれぐらいいるのでしょうか? 2022年10月に岡山県は県内全域を対象に、パーソントリップ調査を行いました。その結果、岡山全27市町村の半数近くに当たる12市町村で、平日の登校時に鉄道を使う人の割合(鉄道利用率)が5割を超えていたことがわかりました。

 一番高かったのは、和気町の94.9%。赤穂線や山陽線沿線が上位になりました。利用者の極めて少ない芸備線でも、鉄道の利用率は51.9%で、車への同乗、自転車、徒歩の合計を上回っています。県全体で見ても、鉄道は40.4%で、自転車の35.9%や車への同乗の7.2%を上回っています。ただし、通勤や買い物で鉄道を使うのはそれぞれ6.1%、1.2%に過ぎず、鉄道の利用が高校生など学生、生徒に偏っている実態が伺えます。

 山陽線など利用者が多い路線についてはこのままでも良いでしょうが、芸備線のような利用者の極めて少ない路線についても、ただ生徒が使っているからと言ってJR任せ(押しつけ?)で良いのでしょうか? 経済的に成り立たなくても、高校生のために必要なのなら、第三セクターで運営すれば良いのです。鉄道のコストが高いのなら、バスにすることを考えても良いのです。
(参考:山陽新聞digital https://www.sanyonews.jp/article/1537762)

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