「赤い星」と「青い星」は水戸岡氏の最後の仕事?
JR北海道のキハ143形改造の新しい観光列車、「赤い星」、「青い星」についての続報です。
北海道開拓使のシンボル「赤星」をイメージして名付けられた、「赤い星」。全席をラグジュアリークラス(豪華)の座席、設備とします。定員は100人程度で、個室、セミコンパートメント、ボックス席などを備える予定です。ラウンジ、バー、売店、茶室、展望室などもできるようです。
そして、「ラベンダー」や「青い池」をイメージして名付けられた、「青い星」。全席をプレミアムクラス(上質)の座席、設備とします。定員は200人程度なので、ラグジュアリークラスのほうが上です。全車に展望室、荷棚、大型荷物置場を設置します。座席は4人掛けボックスシートが主体です。
「赤い星」、「青い星」ともに4両編成。「赤い星」は主に釧網線、「青い星」は主に富良野線を走りますが、北海道を周遊するクルーズトレインとして活用することも考えています。
参考にしたプレスリリースの最後に気になることが書いてあります。「赤い星」、「青い星」のデザインを行うのは水戸岡鋭治氏なのですが、本人のメッセージに「最後の仕事としてJR北海道のローカル車両デザインに繋がった。」(この部分は引用)とあります。これが最後の仕事になるのでしょうか? 水戸岡氏は1947年生まれなので、現在77歳。確かに引退の時期かもしれませんが、10年以上前にも「最後の仕事」と言っていたことがあり、いつの間にか次の仕事をしているという可能性も十分あります。
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240417_KO_startrain.pdf、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20240417/k00/00m/040/214000c)
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Comments
水戸岡氏も”人”である以上、いずれ引退の時が来ます。
いつまでも頼れないでしょう。
あとはJR北海道がこの列車を活かしきれるかどうか。
それなりのサービスを提供することと車内外の整備を常に行う事で上品さ、綺麗さをを保ちつづけることができるかどうかが今後のカギとなると思います(いくらデザインが良くても汚い、サービス水準の低い列車にはリピーターは付かないため)。
Posted by: 麗奈 | 2024.05.01 01:56 PM
麗奈さん、おはようございます。
* あとはJR北海道がこの列車を活かしきれるかどうか。
そこはJR北海道がしっかりしないといけないでしょう。ソフトを含めてしっかりとしたサービスをやっていかないと、継続的に利用してくれません。
Posted by: たべちゃん | 2024.05.03 09:58 AM