C11形123号機、車掌車なしで走る
SLを令和の現在に走らせようと思ったら、今の時代に合うように設備を追加する必要があります。東武のSLも、現在の鉄道システムに欠かせないATSを搭載するため、車掌車を連結しています。そのため、本来は貨物列車の後ろにくっついている車掌車が、SLの直後にくっついて走っています。旅客列車なのに。
そこで東武で走るSLのうち、C11形123号機について、SL自体にATSを搭載することにより、車掌車がなくてもSLを走らせることができるようになりました。4月13日から車掌車なしでの運行を開始します。SLの直後に客車がくっつくという、本来の姿になります。
(追記)
今回車掌車なしで走ることができるようになったのは、3両あるSLのうちC11形123号機1両だけで、残りの2両は引き続き車掌車が必要です。
(参考:東武ホームページ https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20240405160437IfgmHeMwkz4Zboq0OJuXRg.pdf、「鉄道ジャーナル」2024年7月号 鉄道ジャーナル社)
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