揺れる列車の中で運動すると効果が高い
都会の鉄道を中心に、立って乗らなければならないところは多いです。ただ、立って乗るのも悪い話ではないようです。
どういうことかと言えば、適度に揺れる列車の中でスクワットや足踏みといった軽い運動をしたところ、エネルギーの消費量(運動時に呼吸した酸素や二酸化炭素の量から計算しました)が室内で行ったときよりも最大3割多かったのです。秋田市内にある専門学校が秋田内陸縦貫鉄道で実験したところ、こういう数字が出たのです。なぜこうなるのかと言えば、列車が走るときの揺れに対して、無意識に身体を支えようという動きが出て、全身の筋肉が動いたからと考えられています。
また、運動せずに静かに立っているだけでも、効果があります。通勤電車で良くあるように、進行方向に向かって横向きに立った場合、室内で立ったときに比べてエネルギーの消費量が5割も増えました。列車の中で立つのも運動になるのです。
(参考:秋田放送ホームページ https://nordot.app/1153643624200716573?c=648454265403114593)
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Comments
普段は敬遠されがちな立席乗車も呼吸機能の維持や両脚の筋力低下防止に役立つと分かれば違った見方が出来て面白いですね。
こういうメリット、鉄道会社だけでなくエビデンスを取った上で医療者からもアピールがあればもっと面白いと思います。
Posted by: Ayane | 2024.05.01 01:46 PM
Ayaneさん、おはようございます。
* 普段は敬遠されがちな立席乗車も
いくら通勤電車とは言ってもできたら座りたいものですが、こういう話があれば、立つのも悪くないです。
Posted by: たべちゃん | 2024.05.03 09:56 AM