廃線から1年、雪の重みで駅、倒壊
留萌線石狩沼田-留萌間が廃止されて1年が経ちました。この区間は今、どうなったのでしょうか?
この廃止された区間で、唯一交換できた駅は峠下でした。この峠下には木造平屋の駅舎がありましたが(駅は無人駅でしたが、冬季は除雪作業員が使っていました)、それが雪の重みで倒壊していたのです。警察がインターネットで倒壊しているという情報を知り、実際に駅に行って確認したのです。このあたりは豪雪地帯で、しかも今年の冬は大雪でした。駅のあたりには3メートルほどの雪の壁があり、倒壊した駅舎にも2メートルの雪が積もっていたところがあったようです。溶けては積もるを繰り返し、雪は締まって重たくなっていたようです。
とりあえずJR北海道は断熱材などの飛散防止や安全対策として網をかぶせ、その後の対応は雪が溶けてからとなります。もっとも、廃止になった駅舎を再建する必要はなく、結局は解体するだけでしょう。
(参考:朝日新聞ホームページ https://digital.asahi.com/articles/ASS4242NLS42IIPE00NM.html、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20240403-OYT1T50050/)
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