抜海の2番ホーム、廃止
JR北海道は8月と9月の2回に分けて、宗谷線名寄-稚内間のシステム切替工事を行います。列車の運行を管理するシステムを切り替えます。
切替を行うのは8月24日(土)と9月23日(月・祝)。いずれも休日ですが、通学客がいないので選ばれたのでしょう。
切替を行う8月24日、9月23日は午後の一部列車が運休します。下りで運休するのは、名寄14:59発普通音威子府行き、名寄16:39発普通音威子府行き、音威子府17:02発普通稚内行き、名寄19:30発普通音威子府行きです。上りで運休するのは、稚内17:44発特急「宗谷」札幌行き(旭川から先は運転します)、音威子府17:58発普通名寄行き、稚内18:10発普通名寄行き、稚内20:15発普通幌延行きです。なお、特急「サロベツ3号」(旭川20:06発、稚内行き)については運転計画が決まり次第、運休についての発表があります。
代行バスは運休する特急に相当するものが旭川-稚内間に1往復運転されます。途中停車駅は特急と同じく、和寒、士別、名寄、美深、音威子府、天塩中川、幌延、豊富、南稚内です。ただし、特急に比べて遅いので、代行バスのダイヤは通常とは大きく変わります。下りは旭川17:45発稚内23:50着、上りは稚内15:00発旭川21:00着です。なお、代行バスはJRの乗車券だけで利用できます。
さて、切替工事の後、宗谷線はどうなるのでしょうか? 9月24日以降、佐久と抜海の2番ホームは廃止されます。上下の列車ともに1番ホームから乗り降りすることになります。駅の配線を簡単にすることによって、除雪を含む維持コストを削減するのでしょうか?
(参考:JR北海道ホームページ https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240425_AS_souyaunkyubus.pdf、北海道新聞ホームページ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1005735/、https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1005686/)
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