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北陸新幹線とその並行在来線に乗る(1)

 いつもなら5時ごろに出かけるのだが、今回は北陸線のダイヤの関係で、6時になってから出発。千種から中央線に乗り、金山で東海道線の新快速(金山6:39発)に乗り換える。空席を見つけて座ることができた。新快速は大垣止まりなので、大垣で米原行きに乗り換え。311系の4両編成だった。運転席の後ろに立ち、前方を眺める。米原で北陸線に乗り換え。JR西日本のエリアになったので、車両は223系の4両編成。空席を見つけて座る。最初は立っている人もいたが、途中の駅で降りていった。 

 敦賀からはハピラインふくい。千種からの紙の切符はここまでなので、いったん改札を出る。JR東海とJR西日本にまたがるので、交通系ICカードは使えないのだ。しかし、ハピラインふくいとIRいしかわ鉄道の間は、交通系ICカードが使える。大阪を越えて使えないことが問題になっているが、割合配慮されているほうだろう。さて、敦賀で「ICOCA」のチャージと帰りの新幹線の切符の引き換えを行う。「ICOCA」のチャージは問題なく終わったが、問題は新幹線の切符。今回は「J-WESTカード」(クレジットカード)で貯めたポイントを使って切符(「WESTERポイント特典きっぷ」)を買ったのだが、お金を払っていないので、いつものようにクレジットカードを入れても切符を引き換えることができない。敦賀には有人の「みどりの窓口」がなく(新幹線のある東側に移っている。依然として西側のほうが敦賀の人には使いやすいので、西側に有人の「みどりの窓口」、東側に「みどりの券売機」を置いたほうが良いだろう)、敦賀で引き換えるのをいったんあきらめ、「ICOCA」で改札に入る。ハピラインふくいの発車(敦賀9:13発)までまだ少し時間があるので、新幹線乗換改札まで行くと、有人の「みどりの窓口」を発見。「みどりの窓口」には客がいたので、隣の「みどりの券売機」でもう一回試してみる。それでもうまくいかなかったので、たまたま通りかかった駅員に聞いてみると、電話番号は下4桁だけではなく、市外局番から入れなければならないとのこと。「みどりの券売機」に必要なのは、こういうちょっとわからないときに教えてくれる人なのかもしれない。何とかハピラインふくいの列車に間に合った。

 ハピラインふくいの列車は、521系の2両編成。ピンクがベースのハピラインふくいカラーになっている。敦賀を発車した。しばらくすると新幹線の下に入っていた特急の線路が近づいてくる。ポイントを付ければ今でも「サンダーバード」等を福井方面に延長することができそうだが、新幹線があるのに在来線特急を走らせるのはJR西日本、ハピラインふくいの両方にとってメリットはない。また、「サンダーバード」等が敦賀止まりになったので、将来的には直流電車でも対応できるのだが、福井まで行けば交流にも対応させないといけない。当面は福井までの快速で対応するのがベターか? ハピラインふくいの列車は結構スピードを出す。特急用に線路が整備されているので(将来的には保守のレベルを下げて、スピードダウンする可能性はあるが)、スピードが出せるのだ。敦賀を出た時点ではスーツ姿の人もいたが、武生や鯖江で降りる。新幹線の駅が遠いので、ハピラインふくいに乗ったほうが速いのだろう。反対に武生あたりからは福井に向かう人が乗ってきた。福井で乗り換え。同じ521系だが、今度はIRいしかわ鉄道の車両。塗装はJR時代のまま。ただこの金沢行きは4両編成で、車掌も乗っている。金沢行きが発車した。昼間の列車なので空いていたが、小松あたりから乗ってくる。小松、美川、松任の乗車が目立つ。新駅の西松任から乗った人もいた。(続く)

 

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