近江鉄道で運賃の値下げを求める声
4月に上下分離に移行した近江鉄道。その近江鉄道に対して、沿線の自治体から運賃の値下げを求める声が出ています。声の主は小椋東近江市長。近江鉄道の運賃はJRに比べて高いので、その是正を求めています。
しかし、近江鉄道の利用者は、JRに比べて少ないです。琵琶湖線(米原-京都間)の2022年度の輸送密度は100979人、桁違いの数字です。近江鉄道はJRとは違って地元からの補助がありますが、それでも厳しいです。
普通の運賃そのものを下げたいのか、地元の人だけが使う定期券を下げたいのか意図は分かりませんが、どちらにしても地元の補助が必要でしょう。近江鉄道が儲かっていて、値下げが簡単にできるのなら、そもそも上下分離になったりはしません。
(参考:京都新聞ホームページ https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1242288、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230929_00_press_ysomitsudo.pdf)
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