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熊本市電に3両編成

 熊本市電が3両編成の車両を導入するという話は以前にも書きましたが、2024年中にも実現することになりました。熊本市電が新型車両を導入するのは、超低床車両「COCORO」以来、10年ぶりのことです。

 この3両編成の新型車両を導入するのはなぜでしょうか? 魅力は収容力の大きさ。全長21メートルで、現行の車両に比べて平均で1.5倍の乗客を乗せることができます。熊本市電はラッシュ時に発生する積み残しが大きな問題になっていて、この大きな車両で解消を狙います。

 また、老朽化した車両も問題になっています。保有する54両の平均車齢は44年。このうち24両は製造から50年を経過しています。このため、走行中にドアが開くなどの不具合も出ています。新型車両でこのような古い車両の置き換えも行うのです。2024年度に2編成を導入し、2025年度にも2編成を追加します。その後、2030年度までに12編成を導入します。1編成あたりの値段は約4.5億円です。
(参考:熊本日日新聞ホームページ https://kumanichi.com/articles/1409491、読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20240511-OYTNT50069/)

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