木次線の出雲横田は鉄道で行くとかなり不便なところにありますが、伯備線の一部特急停車駅、生山からはそれほど遠くないです。地元の人なら、生山まで車で行って、そこから「やくも」に乗るという方法もあります。
ここに目を付けた木次線利活用推進協議会、日南町、JR西日本は、生山-出雲横田間に連絡タクシー「たったら~号」を走らせることにしました。7月7日から11月11日までの17日間(「あめつち」が木次線を走る日です)、新型「やくも」のラッピングタクシーが生山-出雲横田間を1日1往復します。日本旅行のツアーのかたちで行い、出発日の10日前までに日本旅行のホームページで申し込みます。定員は8人で、1人でも参加者がいれば走ります。
ダイヤは次の通りになっています。生山から出雲横田まではどこにも立ち寄らず、出雲横田に直行します。生山11:00発(生山10:48着の「やくも5号」から接続)、出雲横田11:40着(出雲横田12:03発の「あめつち」に接続)です。接続ダイヤがタイトなので、「やくも5号」の到着が11:10を過ぎたら、ツアーは中止となり、3500円(子供、幼児、乳児も同額)のタクシー代は払い戻しとなります。
反対の出雲横田から生山へは、あちこち立ち寄ります。出雲横田11:21着の「あめつち」を受けて、出雲横田を12:00に出ますが、すぐにそば屋でお昼御飯です(日曜と月曜で店が変わります。子供、幼児はおにぎりにすることもできます。乳児はありません)。その後、たたら製鉄の資料館や道の駅などに立ち寄り、生山には16:00に着きます。接続する「やくも」は、生山16:17発の「やくも22号」です。こちらも「あめつち」の到着が12:00を過ぎたら、ツアーは中止になり、代金(大人の場合、7000円)は払い戻しになります。なお、希望者がいれば、出雲横田15:00発生山15:40着の直行便を走らせます。タクシー代は3500円です。
ところでこのタクシー、廃止の話がある木次線出雲横田以南に乗るにも使えそうです。
(追記)
この「たったら~号」ですが、使用する車両のデザインが変更になりました。「やくも」のラッピングタクシーは米子市内で使われます。
また、7月8日の「たったら~号」は運休になりました。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240612_00_press_nichinantaxi.pdf、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240702_00_press_tattaragou_1.pdf、JRおでかけネット https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_tottori/ametuchi/)
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