現金で支払できない路線バス解禁へ
交通系ICカードなどのキャッシュレス決済ができないバスはあっても、現金で払うことのできないバスはないと思っていましたが(ただし、実証実験レベルでは走ったことがあります)、それが実現しそうなのです。
どういうことかと言えば、国交省が路線バスの運行規程を見直し、現金で運賃を払うことができなくてもいいようにするのです。現金の取り扱いがなくなったら、現金管理の手間が省け、コストの削減につながるからです。乗り降りに時間がかかることも減ります。
現金の取り扱いがなくなったらバス会社にとっては手間が省け、ありがたいでしょうが、現状で現金お断りは厳しいでしょう。せいぜい、現金で払う運賃を高くして(現金は250円、交通系ICカードだとキャッシュレス割引で210円といった具合)、現金を使わない方向に持っていくぐらいでしょう。
(追記)
国交省は完全キャッシュレスバスの実証運行を11月1日から行います(事業者により開始時期は異なります)。全国18事業者の29路線が対象です。こういうところで実績を積んでいくのでしょう。
(参考:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/21b317a3b5a3fc734037fd813dff6ffce67419d3、国交省ホームページ https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001761022.pdf)
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