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高崎支社エリアのEL、DL、2024年秋で旅客列車としての運行を終了

 JRの列車は貨物列車を除いて、基本的には電車かディーゼルカーなので、JR貨物を除いて機関車の出番は少ないです。旅客鉄道会社が保有する電気機関車やディーゼル機関車は事業用で、ごくわずかしか所有していません。

 JR東日本高崎支社エリアにも少数ですが電気機関車やディーゼル機関車があります。EF64が2両、EF65が1両、DD51が2両の合わせて5両です。しかし、JR東日本は車両が老朽化したため、高崎支社エリアにある電気機関車やディーゼル機関車について、この2024年秋で旅客列車としての営業運転を終了することになりました。これを記念してのファイナル運転も計画されていて、12系客車(4~5両)の両端を電気機関車、ディーゼル機関車が挟むかたちで9月15日から10往復、20本の列車を運行します。

 さて、電気機関車やディーゼル機関車が引退した後、事業用の機関車はどうするのでしょうか? それについては、GV-E197系、E493系などの新しくつくられた事業用の車両を使います。また、蒸気機関車は残ります。蒸気機関車についてはこれまで電気機関車やディーゼル機関車が補助機関車として使われていましたが、今後はGV-E197系が補助機関車の代わりになります。不格好と言えば不格好ですが(本当なら「SL銀河」のように客車に動力をつけるのが良かったでしょう)、仕方がないでしょう。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2024/takasaki/20240606_ta01.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/133093)

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