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「小浜-京都ルート」、美山町の問題は解決か?

 北陸新幹線「小浜-京都ルート」には、京都市内の水問題のほか、南丹市美山町でも問題があります。

 美山町はかやぶきの里として知られているところで、工事による景観の破壊と水の問題から新幹線に反対しているのです。環境アセスメントの実施を拒否しているところもあります。環境アセスメントができないと、新幹線の着工ができないからです。しかし、この問題も解決に向かいつつあります。近隣の地域で環境アセスメントが行われていて、多少のルート変更で何とかなりそうなのです。

 多少の計画の変更で「小浜-京都ルート」ができるのなら、それに越したことはありません。「米原ルート」はつくるのが簡単なように見えますが、そうではありません。早いには着工してからことであって、それまでに関係者の同意を取り付ける必要があります。「小浜-京都ルート」でやってきた話をもう一度する必要があります。「小浜-京都ルート」に致命的な問題があり、着工できないのならともかく、そうでない限りは「小浜-京都ルート」で話を進めていくほうが賢明でしょう。
(参考:マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/20240706-hokurikushinkansen/)

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Comments

>「小浜-京都ルート」に致命的な問題があり、着工できないのならともかく

それを言うなら、建設費高騰や、コロナによる利用者減少でBC係数は確実に1を下回ることでしょう。

敦賀-京都は計画通り作るとしても、リニアの完成も見えてくる中で、あえて京都-新大阪間にもう1本新幹線が必要かという根本問題があるはずです。

予算不足やBC係数割れにより、京都-新大阪間の建設は見合わせる可能性も考慮すれば、現状の京都市街を南北に縦貫し京都駅で直角に交差するルートでは、東海道新幹線への乗り入れは不可です。

前に書いたように、山科方面からアクセスするか、梅小路付近に地上駅を作り、西大路付近で東海道新幹線に合流できる線形に変更した方がいいでしょう。

リニアはいつできるかわからないが、新大阪まで別線で建設すれば10年で完成するなどと、楽観的・希望的観測が支配していたけど、このルートは巨額の建設費がかかり、完成は2046年ですと言われた話です。

それなら、リニア開業を待って東海道に乗り入れるのと変わらない話だから、別線建設に拘る必要はありません。

関係するJR2社が、相互調整が面倒と言っている話にすぎません。

Posted by: かにうさぎ | 2024.07.07 09:59 PM

 かにうさぎさん、こんばんは。返事が遅くなりました。

* それを言うなら、建設費高騰や、コロナによる利用者減少で

 何とかして採算が取れるように数字を調整することでしょう。

* 現状の京都市街を南北に縦貫し京都駅で

 京都から東海道新幹線に乗られては、JR西日本の利益は減少しますから、リレー特急をつくるなどの方法で解決するでしょう。つまり、東海道新幹線乗り入れは考えなくても良いのです。むしろ、不便な方が良いのです。

* 関係するJR2社が、相互調整が面倒と

 東海道新幹線を名古屋の会社に委ねたことは、分割民営化の最大の失敗でしょうが、今となってはどうにもなりません。

Posted by: たべちゃん | 2024.07.10 10:57 PM

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