新山口-センザキッチン間に乗合タクシー
冨士第一交通有限会社という長門市に本社を置くタクシー会社が、新山口-センザキッチン間に乗合タクシーを走らせています。
この乗合タクシー、新山口とセンザキッチンの間を1日4往復しています。新山口-センザキッチン間の所要時間は1時間30分、センザキッチン側では、長門湯本温泉、冨士第一交通湯本営業所前、長門市役所前、長門市駅にも停まります。ジャンボタクシーを使い、運賃は大人2000円、子供1000円です。支払は車内で行うか(現金のほか、クレジットカードやPayPayも使えます)、事前に「tabiwa by WESTER」で支払います。予約は各便始発の30分前まですることができます。電話やインターネットのほか、「tabiwa by WESTER」でも行うことができます。
この乗合タクシーにJR西日本の「tabiwa by WESTER」が使えるようになったということは、乗合タクシーを美祢線の代替手段として考えているということでしょう。美祢線の起点は新幹線停車駅の厚狭ですが、「こだま」しか停まりません。それに比べて新山口は、一部ですが「のぞみ」も停まる主要駅です。広域で観光客を呼ぶなら、厚狭よりも新山口のほうが明らかに便利です。乗合タクシー自体、赤字かもしれませんが、美祢線につぎ込むお金に比べたら少ない額で済むでしょう。
こうなったら、美祢線の復旧は更に遠のきます。
(参考:JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240628_06_press_ShinyamaguchiandNagatodirect.pdf)
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