中央線の支線は15分間隔で線内折り返し
Osaka Metroには、大阪・関西万博が終わっても、新たな路線の計画があります。中央線の森ノ宮と森之宮検車場を結ぶ路線を営業化するのです。森之宮検車場のあたりには大阪公立大学の新キャンパスができます。そのアクセスとして地下鉄の新路線ができるのです。2028年4月に開業する予定です。この新路線ですが、Osaka Metroは3月27日に国交相に対して軌道事業の特許を申請していましたが、6月28日に特許を取得しました。
新路線は中央線森ノ宮と森之宮新駅(仮称)を結ぶ1.1キロ。森之宮新駅ができます。森之宮新駅とは紛らわしい名前ですが、新駅の場所が大阪市城東区森之宮一丁目にあるので、仮称として名付けられたのでしょう(ちなみに、森ノ宮は大阪市中央区森ノ宮中央一丁目にあります)。実際には、大阪公立大学前など、わかりやすい地名になると思われます。
事業費は約50億円で、事業主体のOsaka Metroが全額自己負担します。すでに検車場への路線として使っているものを転用するので、コストがあまりかからないのでしょう。運賃はOsaka Metroの運賃体系をそのまま使い、加算運賃はありません。ダイヤは森ノ宮-森之宮新駅間での折り返し列車が15分間隔で走り、本町方面には直通しません。なお、アリーナ(大阪城ホール?)での大規模イベント開催時等には臨時列車を走らせることを検討しています。
(参考:Osaka Metroホームページ https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20240628_morinomiya_kidoujigyou_tokkyo.php、マイナビニュース news.mynavi.jp/article/20240628-2975384/)
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