小倉総合車両センター、移転へ
JR九州の全ての在来線車両の解体検査、更新及び改造工事などを行う、小倉総合車両センター。北九州市小倉北区にあり、1981年の開設から約130年が経過しています。施設や設備が老朽化しています。
そこで、JR九州はJR貨物から用地を購入して(2024年度末の取得を目指しています)、新しい車両基地をつくることにしました。新しい車両基地は、東小倉につくられます。東小倉は元々貨物駅だったのですが、今はその機能を北九州貨物ターミナルに移しています。そのため、東小倉は遊休化していました。そこにJR九州の新しい車両基地ができるのです。
東小倉は約7.8ヘクタールで、今の小倉総合車両センターの約半分の面積です。新技術を導入し、効率的な検査ラインを構築することにより、コンパクトな車両基地とします。車両検査は検査日数を短縮し、省人化を図ることによって効率化します。太陽光エネルギーを活用することにより、地球環境にも貢献します。
投資額は約480億円、新しい車両基地の竣工時期は2031年度末の予定です。なお、現在の小倉総合車両センターの跡地をどうするかについては、未定です。
(参考:JR九州ホームページ https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2024/07/24/20240724_kokura_sougousyaryousenta_iten.pdf)
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