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船の世界にもリニア?

 広島と松山の間を行き来するには、しまなみ海道を通るという方法もありますが、かなり遠回りです。まっすぐに結ぶ船のほうが速いのです。瀬戸内海汽船が広島・呉-松山間を結んでいて、「スーパージェット」という名前の高速船も走っています。

 この広島・呉-松山航路ですが、現行の「スーパージェット」に代えて、新たな高速船を走らせることにしました。仮称を「リニアジェット」と言います。もちろん、鉄道車両のリニアとは違って、磁気で走るわけではありません。

 この「リニアジェット」はドイツの推進器メーカー、フォイト社の「フォイト・リニアジェット」を採用します。「フォイト・リニアジェット」と建造先の瀬戸内クラフト(本社:尾道市)の推進性に優れた船型を組み合わせることによって、高速性と燃費の良さを両立させています。また、デザインは広島・呉-松山航路に2019年に就航したクルーズフェリー、「シーパセオ」でも実績がある、GKデザイン総研広島が行います。

 「リニアジェット」の旅客定員は約100人で、2026年4月に就航する予定です。
(参考:瀬戸内海汽船ホームページ https://setonaikaikisen.co.jp/wp-content/uploads/2024/08/20240801_newhighspeedship.pdf)

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