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米坂線でイベントをしたが、バスの利用者は増えず

 8月31日のことですが、小国町で絆まつりというものが行われました。

 このイベントは2年前の豪雨によって一部区間が運休したままとなっている、米坂線の復旧をしようとするため、沿線自治体などが中心となって開いたものです。山形、新潟両県の知事が出席して、約1500人が来場しました。JR東日本はこの絆まつりの来場者のために米坂線の代行バスを通常より2台増やしましたが、利用者は普段の休日とほぼ同じだったようです。約1500人の来場者は車で来たのでしょうか?

 これが現実です。鉄道の復旧を願うイベントさえ、利用者は車を使います。鉄道が復旧しても、速くて便利な車を使い続けることでしょう。一定の利用者があるか、特急や貨物があるなど全国的なネットワークの一環を担うならともかく、ローカル輸送しかない路線なら、廃止になっても仕方がないでしょう。どうしても鉄道が欲しければ、第三セクターにして存続させるしかないでしょう。JRに負担を押しつけることが許される路線ではありません。
(参考:山形放送ホームページ https://news.ntv.co.jp/n/ybc/category/society/yba95a8b18dd894ef18bdefa3b20d15d40)

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